鹿児島県の食の情報
南北600㎞の県土で育まれた多彩な鹿児島の食文化
鹿児島県は、離島を含め南北600キロメートルにわたる県土の地の利と、温暖な気候を生かして、畜産や園芸、茶などを中心とする多彩な農業や多種多様な魚種に恵まれる水産業が展開され、良質で豊富な農林水産物と、それらを活用した多彩な加工食品を数多く生産・出荷しています。
鹿児島県は離島も多く、九州一の土地の広さもあることから、その土地ならではの独特の料理や食べ方が根付きました。
郷土料理の一つに「がね」があります。地域や作る人によって材料や味も異なりますが、共通点は、「さつまいもと粉類を使い、油で揚げたもの」です。揚げた姿が“かに(鹿児島弁で「がね」)”に似ていることからこう呼ばれるようになりました。
また、奄美地方の郷土料理「鶏飯(けいはん)」は南の島の味を感じさせてくれる滋味が体に染みわたるやさしい味わいで、2007年の農林水産省「郷土料理百選」では全国2位になりました。その他、様々な郷土料理が県内各地にあります。ぜひ鹿児島にお越しの際は、お召し上がりください。
![]() ~そば粉を使ったり野菜を入れたり~ (写真協力:NPO法人霧島食育研究会) |
![]() おもてなし料理 鶏飯 ~学校給食でも人気~ (写真協力:公益社団法人 鹿児島県観光連盟) |
おいしさと信頼の証-かごしまブランド-
![]() ~日本一の黒毛和牛生産地が誇る~ | ![]() 鹿児島県では、安心・安全で品質の良い農畜産物を安定的に出荷できる産地づくりを推進しており、鹿児島県内のモデルとなる「かごしまブランド産地」として指定しています。 また、指定された産地で生産され、一定基準以上の品質を持つ農畜産物に、「かごしまブランドマーク」を貼付し、消費者の皆様に自信を持ってお届けしています。 |
![]() ~荒茶生産量全国第2位~ (写真協力:公益社団法人鹿児島県観光連盟) | かごしまブランドには、かごしまの“黒”を代表する鹿児島黒牛、かごしま黒豚の他、かごしま茶や桜島小みかん、加世田のかぼちゃなどがあり、かごしまブランドの野菜、果物はすべて「かごしまの農林水産物認証制度」の認証を受けています。 「かごしまの農林水産物認証制度」とは、県が定めた安心・安全な基準に沿って生産者自らが作業を行い、記録し、点検評価をして改善をしていく農業生産工程管理(GAP)の取組を外部機関が審査・認証する制度です。 |
かごしまブランドや郷土料理の情報は
かごしまの食ウェブサイト
→http://kagoshima-shoku.com/ でご覧いただけます。